こんなときはどうすれば?
子どもが急な発熱・・・どうすれば?
まずはご家族の方が落ち着いてください。どのような状態にあるかによって対応が変わってきます。
・自宅でできること
保冷剤をタオルやガーゼに巻き首筋や腋の下、足の付け根等にある太い血管に当てて下さい。直接保冷剤を当てると凍傷を起こす危険性があります。冷却シートは気化熱とメントールなど冷感成分による所が大きいので保冷剤の方が効果的です。
・病院に罹るべき症状
こんな状態が見受けられるときはすぐに受診してください。
>呼びかけに応じない、反応が薄い
>けいれんを起こしている
>通常とは異なる呼吸(肩で息をしている等)
>水分が取れていない(嘔吐や下痢などの症状も含む)
通常はWeb予約からですが緊急性を要する状態と見受けられるときはお電話(086-214-1177)にてご予約・受診のご相談をしてください。
・病院がお休みや夜間の場合には、【こども医療電話相談窓口(#8000)】で当番医や看護師に繋がります
子どもが嘔吐、どうすれば・・・?
夜間などに突然の嘔吐などで驚かれることもあると思います。嘔吐には感染症によるものとそうで無いものとがありますが、万が一の二次感染を考慮して吐しゃ物の処理など行ってください。
・のどや鼻に吐しゃ物が残っていないか確認を
お子様の顔を横向きに寝かせて気道を確保してください。その際にのどや鼻に吐しゃ物が残っていないか確認をお願いします。特に乳児の場合は自分の意思で出すことができないのでペーパータオルやウェットティッシュ等でよく拭き取ります。もしそれでも除去できれていない場合(呼吸がおかしい、苦しんでいる等の場合)は、片手でうつ伏せにして頭を下げ肩甲骨の間を素早く叩きます(背部叩打法)。それでも改善しない場合はすぐに救急車を呼んでください。
・直後の飲食は控える
すぐに飲食をすると内臓が刺激されて吐き戻す原因となります。30分から2時間ほどしてからスプーン1杯の水や経口保水液(OS-1)を5~15分間隔ぐらいで与えてください。
・汚れたものや吐しゃ物の片づけの注意点
嘔吐の原因が明確でないときはご家族への二次感染を防ぐために、使い捨ての手袋やマスクを用意し、エプロンなどを着けて処理してください。
汚れたもの(処分するもの)や吐しゃ物にはキッチンハイターなど塩素系漂白剤を50~100倍に薄めたもの(ノロウイルスなどの感染症には除菌アルコールスプレーは効果が無いものがあります。)を広範囲にスプレーし、処分するものはビニール袋に入れきつく口を縛ってください。吐しゃ物がついた衣類なども塩素系漂白剤につけおきするか熱湯消毒ののちに他の洗濯物と分けて洗ってください。
・こんな時はすぐ受診
嘔吐は体力を消耗します。嘔吐が落ち着いた後もぐったりしている、顔色が優れない、また激しい頭痛や腹痛が継続している場合、吐しゃ物に血や食物以外の緑色のものが混じっている等、異常が見られましたら直ぐに受診してください。
子どもの頭痛や腹痛、どうすれば・・・?
その痛みはどんな痛みですか?シクシク、ズキズキ、ギュウギュウ?激しい痛みの時は躊躇なく受診してください。
・すぐに受診した方が良いケース
>激しい痛みを訴え暴れるもしくはぐったりしている
>噴水のように嘔吐を繰り返す
>けいれんや意識混濁・消失が見られる
>高熱を伴う(特に頭痛と急な発熱の場合はためらわない)
・ご家庭や待合室で様子を見る場合は
暗く涼しくて静かな場所で安静にして寝かせてあげてください。その際、睡眠中の嘔吐による事故を防ぐために横向きに寝かせてください。昔ながらの方法ですが、痛む個所を擦ると神経が触れている部分に反応して痛みが和らぐ事が研究結果で分かっています(ゲートコントロール理論)。ご家族が愛情をもって癒してあげてください。
・安易に市販薬等を使用しない
自己判断による市販薬の使用は胃腸を荒らしたり痛みが増幅することもあります。正しい処置と処方のために受診することをお勧めいたします。受診の際にすでに市販薬を服用している場合はその旨を医師にお伝えください。
子どもの受診目安、どうすれば・・・?
お子様が普段と違うとき、またこれまでに無い異常が見られたときは直ぐに受診してください。
・水分や食事がとれず、半日以上おしっこが出ていない
・ぐったりして視線が合わない、返事がない
・顔色が悪い(紅潮や土気色、青ざめているなど)
・呼吸をするたびに胸が大きくへこみ、肩で息をしている
・激しい嘔吐や、血の混じった下痢が続く
・けいれんが5分以上続いている、泡を吹く
・ひどい痛みに耐えられず暴れる
・意識を消失する
こんな様子が見られたら迷うことなくすぐ受診下さい。一時の遅れが取り返しのつかないことになります。
